“叶えたい”のに、なぜか戻される。その理由

やりたいことがある。
叶えたい未来がある。
でも——
「なぜか、いつも元に戻ってしまう」

そんなふうに感じたこと、ありませんか?

実はこれ、意志が弱いからでも、怠けてるからでもありません。
潜在意識が「変わるのは危険」と判断して、ブレーキをかけているだけ。

目次

変化を止めようとする“心の仕組み”がある】

このブレーキの正体。
それが——

ホメオスタシス(恒常性維持機能)です。

人は、変化よりも“現状維持”を優先しようとする生き物。
なぜなら、そのほうが安全だから。

ホメオスタシスの例え…

  • 新しい挑戦をしようとすると、急に不安が出てくる
  • 楽しい未来を想像したのに、「いや、無理かも…」って思い直す
  • 決意したのに、なぜか行動が止まる

わかりすぎる笑

なぜなら、私たち含め全ての人に備わっている「変わらないでおこう」とする潜在意識の働きだからです!

しかも、あなたの変化を“周囲”も止めようとする

これ、さらに厄介なのが、

ホメオスタシスは“自分の中”だけじゃなく、“人間関係の中”でも働くということ。

たとえば——

  • 自分が前向きになったら、急に友達に否定された
  • 本音を言うようにしたら、家族が戸惑った
  • ビジネスに挑戦したら、「え?大丈夫?」と周りが心配してきた

これは、あなたを止めたいんじゃなくて、
周りの人たちの潜在意識も「今までの関係性を保ちたい」と反応してるだけ。

つまり、

あなたが変わることに、“あなたの周囲”も無意識で抵抗してくるんです。

でもそれって、ある意味「うまくいくサイン」

ホメオスタシスが働いてきたとき、
「やっぱりやめたほうがいいのかな…」って感じるかもしれません。

でも、実はそれって、

あなたが「今までと違う自分に近づいてるサイン」でもあるんです。

だからこそ——

潜在意識を整えながら、
自分の変化を“怖いもの”じゃなく“嬉しいもの”として受け入れていく。

これが、願いを叶える土台になるんです。

【潜在意識が“許可”しないと、願いは叶わない】

人は頭(顕在意識)で「叶えたい」と願っても、
心の奥(潜在意識)で「それは危ない」「無理」と感じていると、

行動も、言動も、エネルギーも…“叶わない方向”に向かってしまう。


たとえば:

  • 「収入を上げたい」と思ってるのに、なぜか値上げが怖い
  • 「好きなことを仕事にしたい」のに、つい忙しくして時間がなくなる
  • 「自由になりたい」のに、なぜか不自由な状況を選んでしまう

それってすべて、

潜在意識が「叶うことにOKを出していない」サインなんです。


【“願いを叶える体質”になるシンプルな第一歩】

じゃあ、どうすればいいの?って思いますよね。

まず大事なのは、

「願いを叶えてもいい」って、自分に許可を出してあげること。

これは、潜在意識にとって、すごく大きな一歩。

  • 「私には受け取る価値がある」
  • 「私は変わっても、大丈夫」
  • 「幸せになるのは、怖くない」

そうやって、
あなた自身があなたに“許し”を与えること。

それだけで、潜在意識のブレーキはすこしずつ緩んでいきます。

“思い込み”をゆるめて、叶いやすい自分へ

私たちは知らず知らずのうちに、
たくさんの“思い込み”を心に抱えてきたこと、もうきっと気づいていますよね^ ^

  • 我慢しないと愛されない
  • 頑張らないと価値がない
  • 変わるのは裏切りだ

でも、

そのどれもが「過去の記憶」にすぎない。

あなたの今と、未来には、
新しい思い込みを選び直す自由があるんです。

現実は、“内側の一致感”で動き始める】

統合とは、
あなたの中の“ズレ”を整えること。

潜在意識と顕在意識が一致して、

「心が納得してる」「本音で動いている」状態になると——

行動が軽くなる。
タイミングが合い始める。
願いが現実になっていく。

そんな流れが、少しずつ起きてきます。

まとめ:潜在意識は、敵じゃない。味方にできる

もし、なかなか叶わない願いがあるとしたら、
ただ、心の深いところで「まだ怖かった」だけかもしれません。

でもそれは、あなたの心が悪いわけじゃなくて、

守ろうとしてくれていた証拠なんです。

だからこそ、

潜在意識と仲直りして、「もう大丈夫」と伝えていくこと。

潜在意識を安心させてあげるんです。

潜在意識を安心させる…というと何だか難しいけれど、
もう1人の内なる自分を、安心させて、納得させてあげること。

それが、「叶える力」をちゃんと使えるようになる第一歩。

変えようと思うより、思い込みに気づくことがコツです笑

きっと経験ありますよね笑

次回は——

「願いが叶う人の“共通点”とは?」
実は、やっていることよりも、“ある在り方”が大事だった?
というテーマでお届けします。

また書きますね◎

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